平成20年6月5日
NTTアイティ株式会社

世界初、PCを使用して簡単にテレビ会議端末同士をインターネット経由で接続する「MeetingPlazaコネクタ」を販売開始

〜 PCと専用のUSBメモリを使用してインターネット経由のテレビ会議を手軽に実現 〜

 NTTアイティ株式会社(以下:NTTアイティ、本社:横浜市中区、代表取締役社長:岡田和比古)は、特別なルータやファイアウォール設定を必要とせずに、別々のLANに接続されているテレビ会議端末同士を、世界で初めてインターネット経由で簡単に接続できるようにした、専用のUSBメモリ「MeetingPlazaコネクタ」を開発しました。これにより、異なる会社間のテレビ会議がインターネットを介して手軽に実現できるようになります。
「MeetingPlazaコネクタ」は2008年6月10日より販売を開始、2008年8月からASPサービスの提供を開始します。また、2008年6月11日〜13日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2008」に展示します。


開発の背景

 これまでテレビ会議は、操作が簡単で高性能なカメラが標準搭載という利点がある反面、接続待ちポート番号が動的に決まるといった通信方式のためにファイアウォールやルータと相性が悪く、社外のテレビ会議端末と接続するのは一般的ではありませんでした。一方、Web会議はインターネットでの使用を前提としていることが多く、社外との接続はセキュリティを維持しつつも比較的簡単で、一般的な利用形態となっていました。そこでNTTアイティは、使い勝手の良いテレビ会議の端末を利用し、Web会議のようにインターネットを介して社外のビジネスパートナとテレビ会議を行いたいという市場のニーズに応えるため、「MeetingPlazaコネクタ」を開発しました。

「MeetingPlazaコネクタ」の概要

 「MeetingPlazaコネクタ」はPCに挿して使用するUSBメモリタイプのハードウェア製品です。本製品を使用してテレビ会議端末同士を接続するには、インターネットに設置するMeetingPlaza※1サーバが必要になります。テレビ会議端末から送信される音声・映像は、本製品で中継されてMeetingPlazaサーバに送信されます。MeetingPlazaサーバに送信された音声・映像は、他の地点から接続中の「MeetingPlazaコネクタ」向けに配信処理され、さらにその先のテレビ会議端末に送信されます。本製品とMeetingPlazaサーバの間の通信にはHTTPが利用できるため、ファイアウォールやHTTPプロキシサーバのある環境でも、テレビ会議端末同士の通信が可能になります。また、本製品は企業内で広く使用されているWindows XP で動作し、USBメモリタイプであるため可搬性に優れています。

「MeetingPlazaコネクタ」の利用手順

 (1) PCの準備

Windows XPが動作するPCを用意し、テレビ会議端末と同じLAN(例えば同じスイッチングハブ)に接続します。次にそのPCのUSBインタフェースに「MeetingPlazaコネクタ」を挿し、中に含まれるコマンドを実行して接続待ち状態にします。

 (2) テレビ会議端末から発信操作

PCの準備ができたらテレビ会議端末のリモコンを操作して、通常の発信操作を行います。この時に接続先に指定するのは、「MeetingPlazaコネクタ」を挿したPCのIPアドレスとMeetingPlazaの会議室番号です。会議に参加するテレビ会議端末は、全て同様の発信操作を行います。

 (3) テレビ会議端末を使って音声・映像通信を開始

接続が完了すると、「MeetingPlazaコネクタ」とMeetingPlazaサーバを介したテレビ会議端末同士の音声・映像通信が開始されます。複数のテレビ会議端末と「MeetingPlazaコネクタ」を使用すれば、多地点会議も可能になります。

「MeetingPlazaコネクタ」の主な仕様

テレビ会議端末側

の仕様

通信方式

H.323

映像

符号化方式

H.261

画素数

CIF (352×288)

音声

符号化方式

G.711

サンプリングレート

8kHz

同時接続可能なテレビ会議端末数

1

MeetingPlaza側

の仕様

通信方式、映像、音声

MeetingPlazaの独自方式

NAT、HTTPプロキシ対応

可能

MeetingPlazaサーバの対応バージョン

バージョン4.5

動作環境

OS

Windows XP

CPU

Intel Pentium 4  1GHz以上

メモリ

512MB以上

動作確認済みの

テレビ会議端末 ※2

Polycom

VSX7000s, VSX8000, VSX7000e, VSX6000, VSX5000, VSX3000, V500, HDX9004, ViewStation MP

Sony

PCS-1, PCS-G50, PCS-1600, PCS-TL30

TANDBERG

Edge 95MXP, SetTop 880MXP, 6000MXP, 990MXP, 1000MXP, 1700MXP

関連するMeetingPlazaサーバの仕様

同時接続可能なテレビ会議端末数

1会議室あたり最大32 ※3

Web会議との共存利用

同じ会議室で共存が可能、ただしデータ共有は不可

音声同時発言

7端末まで同時発言が可能

価格

(1) MeetingPlazaライセンス※4を購入済のお客様への販売
  (60 + N×10)万円(Nは本数で、1本単位)
  (例) 4本: 100万円
      8本: 140万円
     16本: 220万円

(2) ASPを契約中のお客様への提供
1本あたり、初期費用:2万円、月額利用料:1万円。どちらもASP料金に加算します。
(上記の販売価格は、いずれも消費税別となっています)

販売開始時期と販売目標

販売開始:2008年6月10日(ASP向けの提供は2008年8月)
販売目標:2008年度 100本

<本件に関するお問い合わせ先>
NTTアイティ株式会社
MeetingPlaza事業部 営業部
TEL:045-651-7555 FAX:045-224-6799
E-mail:sales@meetingplaza.com
ホームページ:http://www.meetingplaza.com


〔注釈〕

※1 MeetingPlaza(ミーティングプラザ) NTTアイティは「人にやさしいインタフェース」をモットーに、主にNTT研究所の最先端技術を応用した製品の開発・販売を行っています。NTTアイティが提供する「MeetingPlaza」は、「MeetingPlaza電網会議室サービス」(ASPサービス)、「MeetingPlaza電網会議室システム」(ライセンス販売)の2種類を扱っています。サービス/ライセンス販売をあわせると日本国内で約2,000社を超える導入実績があり、国内のWeb会議市場ではトップクラスのシェアを誇ります。

※2当社が確認したものです。これ以外の機種は今後確認予定です。

※3 MeetingPlazaのライセンスによります。

※4「MeetingPlazaコネクタ」とは別に100万円からの販売です。